Qlikで簡単ヒートマップ化!月次売上×平均比較の色付けテクニック

こんにちは!
前回、Qlikでテーブルの背景色を設定する方法について記事を書きましたが、今回はその続編で、ColorMix1() ColorMix2() を使ったヒートマップの作成方法をご紹介いたします。

Qlik で KPI や表の背景色を動的に変えたいとき、ARGB() を使って色を作るケースはよくあります。
ただし、透明度の調整や見た目のチューニングが難しく、より直感的に色を変化させたいと思うことがあります。
その際に役立つのが ColorMix1()です。

今回は、実際に以下のような ARGB 式を、ColorMix1 とColor mix2を使った表現に書き換える方法で、ヒートマップを作成してみました!
ぜひ、参考にしてみてください☺️

目次

元の ARGB カラー設定

=ARGB(
    Sum([売上金額])
    /
    Max(Total Aggr(Sum([売上金額]), カテゴリ名))
    *192,79,168,212
)

この式は「カテゴリ内での売上金額の割合」に応じて、透明度を変化させる色表現になっています。

  • 比率 0 → 透明に近い
  • 比率 1 → 不透明で強い青

ARGB は、透明度の調整が思った通りの色にならないことがあります。

ColorMix1関数でシンプルに書き換える


ColorMix1()は、0 ~ 1 の間の値を基準に 2 色グラデーションの ARGB カラー表現を返す数式を使用します。
2色のグラデーションを作るときには、ColorMix1()関数を活用すると良いです

ColorMix1(比率, 色1, 色2)
 → 比率に応じて色1 と色2 を線形に混ぜる

「透明度の増減=白から目的の色へ近づいていくグラデーション」を表現させることができます。
ColorMix1()で置き換えると、

=ColorMix1(
    Sum([売上金額]) / Max(Total Aggr(Sum([売上金額]), カテゴリ名)),
    RGB(255,255,255),
    RGB(79,168,212)
)
  • 売上金額 ÷ 最大売上金額
    → 0〜1 の比率を作る
  • ColorMix1(比率, 白, 青)
    → 値が小さいと白、大きいと青

つまり、売上割合が大きいカテゴリほど、背景色が濃い青に近づく自然なグラデーションになります。

ColorMix2関数を使って 3 色のグラデーション を作る

ColorMix1()の次に覚えておくと便利なのが ColorMix2() です。
ColorMix1() は「2 色の間を滑らかに変化させる」関数でしたが、ColorMix2()3 色の間を行き来できる強力なグラデーション機能です。

特に「前年比の上下」を示す KPI や、「良い・普通・悪い」の 3 段階評価を色で表したいときに大活躍します

ColorMix2( 比率 , 色1(低値), 色2(高値), 中間色 )

  • 比率(0〜1)
    • 低い時の色(0 の位置)
    • 高い時の色(1 の位置)
    • 中間色(0.5 の位置)

低 → 中 → 高 の 3 色を滑らかにつなげることができます。

この月は、1年の平均と比べてどれくらい高い(or 低い)売上なのかを表現してみる📝

売上の増減は、前年比や前月比だけでは見えにくいことも多く、
“平常時の基準”=全月平均と比べてどうか を見ると、ぐっと分かりやすくなります。

ColorMix2() を組み合わせると、「平均比」赤・白・緑 などの色で直感的に表現することができます。

ColorMix2(
  Sum([売上金額]) / Avg(total Aggr(Sum([売上金額]),売上日.calendar.Month)) -1,
  RGB(255, 33, 0), //売上が低いときは赤色
  RGB(0, 255, 33), //売上が高いときは緑色
  RGB(255,255,255) //売上が平均的なときは白
)

Sum([売上金額]) / Avg(total Aggr(Sum([売上金額]),売上日.calendar.Month)) -1
上記の式で、今月の売上が平均より何%高いか/低いかを出しています。
 ※-1することで、比率を増減率に変えるための調整しています

  • 平均より低い → 赤色系
  • 平均付近 → 白色
  • 平均より高い → 緑色系

どの月が強いのか/弱いのかを直感的に把握できる可視化が実現します。

まとめ

この方法を使うことで、

  • 今月は平均よりどれくらい上回っているのか
  • どの月が突出して良いのか
  • どの月が落ち込み気味なのか

分かりやすく表現することができました。

こうした視覚表現を取り入れるだけで、ダッシュボードは “数字を読むもの” から “状況を直感で理解できるもの” へと大きく変わっていきます。

ぜひ、今回の記事を参考にColorMix1ColorMix2を活用してみてください😊

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