今回は、社外や特定の拠点以外からアクセスできないようにIP制限をかける方法のご案内です。
Qlik の IP 許可リスト機能とは?
IP 許可リストは、テナント全体に対するアクセス元をIPアドレス単位で絞り込む機能です。
基本仕様と前提条件
・複数リストの管理: 「本社用」「支社用」「VPN用」のように複数のリストを作成し、個別にオン/オフを切り替え可能
・必要な権限: テナント管理者
・対応フォーマット: パブリック IPv4 アドレス、または CIDR 表記(例: 203.0.113.0/24)
・非対応な形式: プライベート IP(192.168.x.x, 10.x.x.x など)や IPv6
手順1 許可リストの作成
Qlikテナントへ管理者でログインします。
画面左上の9点リーダをクリック画面左のメニューから管理→設定をクリック

画面上部のタブからIP許可リストを選択します。

右上の新規作成ボタンをクリックし、名前、IPアドレス(許可したいグローバル IP(IPv4)または CIDR 形式を入力し作成をクリック

手順2 許可リストの有効化
作成したリストの端にあるステータスをクリックし、有効化を選択します。
これで完成です。

設定前に注意点
1.管理者自身のIPアドレスを必ず登録してください。締め出されてしまいます。
2.外部連携への影響を確認してください。
3.リモートワークは注意が必要です。(自宅のプロバイダIPは変動する為直接登録はできません。)
まとめ
今回は、Qlik Cloud でアクセス元を限定する「IP 許可リスト」の設定手順と注意点を解説しました。
クラウド移行に伴い「誰でもどこからでもアクセスできるのは困る」というセキュリティ要件は必ず出てきます。Qlik Cloud の IP 許可リスト機能を使えば、手軽にセキュアな環境を構築できます。
ただし、「リスト有効化の前に、必ず作業端末のIPが入っているか確認する」 ことだけは絶対に忘れないでください。
事前の確認を徹底した上で、安全にテナントのセキュリティを強化していきましょう!


